徳島県南部障がい者就業・生活支援センター「よりそい」
中国・四国地区ワーカー連絡会に参加
2024年11月07日
令和6年11月7日、8日の2日間、障害者就業・生活支援センター連絡協議会主催『中国・四国地区ワーカー連絡会』がZOOMを使用したオンラインでの開催となり、よりそいの4名で参加いたしました。
初日は『なかぽつ支援員も大変ながよ、この支援で間違ってないやろか・・・こんな時どうしゆう?』~今一度、立ち止まって支援について考えてみませんか~という講義内容で、高知県立大学 社会福祉学部社会福祉学科 助教 稲垣佳代先生のご講演でした。
実践が行われる現場、私たちが生きる社会とは?人が生き方を模索し、自らの問題を克服する方法、その時代や社会が要請する生き方も常に同じではなく、社会の矛盾や変動と関わるなかで援助者も悩み葛藤するという、常にゆらがない、全くゆらがない援助があるとすれば、それは偏った援助観や信念に固着した不健全な実践であるというお話で、また、葛藤を抱えつつ共に生きる社会を目指してと障がいのない人も、環境によっては出来ることや力が発揮出来るかどうかが変わってくる。
バリアは、程度の差があるだけで私たち皆に関係する問題であると、大変奥の深い考えさせられた講義内容でした。
翌日のグループワークにつきましても、他のなかぽつセンターの状況や事例を交え、こんなときはどうするかなどの意見や情報を交換することで、今後の支援の参考となりました。
来年は、鳥取県での開催を予定しており、数年ぶりに現地開催となるようです。
講義やグループワークを通じて、現地で他のなかぽつセンターの皆さんと情報交換し、交流を深められたらと思います。