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障がい者地域生活自立支援センター(ばんそうS&S)「あわっ子らんど」

卒園セレモニー

2024年03月

あわっ子らんどを利用されている児童発達支援のお友達が1名卒園されます。
節目の儀式として、あわっ子らんどでは卒園のセレモニーを行いました。

卒園児には成長してきた喜びを実感し、支えてくれた保護者へ感謝の気持ちを伝えることを目的に、一緒に参加する児童には新たな門出をお祝いする目的で行いました。
事前に子どもたちと一緒に卒園制作もしましたよ。
等身大の貼り絵に挑戦!似てるかな?

この日は職員の知り合いのピアノ講師、山根先生と黒岩先生、それからサックス奏者の八木さんにお声がけさせてもらい、式のBGMや歌の伴奏、生歌まで披露してくださいました。
素敵な演奏、本当にありがとうございました。
八木さんはこの日の午後、夢を叶えるために県外へ旅立つ予定だそう。新しいステージでも頑張ってくださいね!

いよいよ本番。入場の音楽が流れ始めると、みんなに注目され緊張する中でもしっかりと一礼して入場することができました。
その後も出番が来るたびに、堂々と立ち上がり、相手の顔を見て対応する姿にこれまでにはない逞しさと大きな成長を感じました。
セレモニーでは職員からの贈り物として、『大切な宝もの』という曲を手話付きで歌いました。練習通り?上手くいったと思います…!

それから、『おかあさんはね』(エイミー・クラウス・ローゼンタール文 高橋 久美子訳)という絵本の読み聞かせを行いました。
お母さんが普段から思っている気持ちを代弁したようなお話ですが、この日初めて読み手の顔を見て、聴き入る姿が見られましたよ。

最後に、内緒で来ていただいていたお母さんへ手作りの花束を渡しました。
お母さんの顔を見ると、ニッコリ♡
⦅ここにいてくれてうれしい。もっとほめてほしい。すごくたのしかった。⦆
そんな心の声が聞こえてくるような満面の笑みで手渡されていました。

今回は本当に色んな方の協力を得て、あわっ子らしいセレモニーを催すことができました。ありがとうございました。
春から新一年生。
新しい学校に新しい先生方、新しいお友達に出会うことになるでしょう。たくさんの“はじめて”が待っていることかと思います。

でもきっと大丈夫。
どんなに環境が変わっても、放課後になればまたあわっ子のお友達や職員が迎えます。
一年生になった姿に早く会いたいね。いつでも応援しています。